心屋仁之助さんの「光と影の法則」を一昨日読み「成功者の告白」にもその話があると聞き読んでみました。光指すところには影も濃いという話は美輪明宏さんの「ああ正負の法則」にも書かれています。
告白
告白とあるように世間一般で聞くことができない内容だったと思います。
27年11カ月の結婚生活もこの本を読んでいればよりよいものになったのかなと思います。
まあいつからでも遅いということはないので。
家庭と企業(職場)は別々のものでなく有機体である。
職場でのいらいらが家庭に持ちかえられ、妻にあたられ、そのいらいらが子どもに影響を与える。
夫婦の関係をよいものにしようと子どもが病気になったりけがをしたりする。
この本の読み方
会社のライフサイクルに向かっておきる問題の典型的な会社での問題点と家庭での問題点を同時進行で語られています。
ですのでビジネスの視点で家庭人としての視点で2度よむのが効果的かもしれないと思いました。
この本は11年前に書かれたもののようですが神田昌典さんの成功の裏舞台を語ってくれた勇気と確かな経営コンサルティングの手腕を実感します。
心理カウンセリング
この本には心理学の内容もたくさん出てきます。あらためて著者プロフィ-ルをみると心理カウンセリングの分野でも会社を経営とありました。
p276の経営のシステム化にはまず
ステップ1 怒りの開放
ステップ2 母親のような愛
ステップ3 父親のような意志
ステップ4 経営のシステム化(チ-ム体制のくみたて)とあります。
いかに怒りの開放が大切であるか、そして母親のような愛で信頼感を築いた上での経営なのだなとわかりました。
神田昌典さんの心理学での確かな知識はやはりフォトリ-ディングによる圧倒的な読書量からなるのだなと改めて読書の大切さ学びました。