著者について
著者のトマス・J・スタンリーさんは1970年代からアメリカの億万長者に大規模な調査を実施してきたということです。著書の発行は300万部を超えるということです。現在は富裕層向けのマーケティング研究者・コンサルタントとして活躍されているとのことです。本田健さんの訳です。作家である本田さんの訳だからとても読みやす買ったです。
「生活」習慣ということは取り入れることができるものは取り入れて行こうと読み始めました。
豊かに見せている人。
「豊かな人」と「豊かに見せかけている人」がいる。子どもたちが年頃だった頃周りの子たちの持ち物をみて羨ましがっていました。「よそはよそ、うちはうち」なんて言ったことは無いけれど使うべきところで使って行こうということを子どもに言いました。
お金持ちであることの一番の意義は経済的自立や安心感にある
お手伝いさんが作った料理を食べている億万長者は0.3%ということ。食べるということをとても大切に思っている印です。
一代で財を成した億万長者の大部分は自由、安心、他者に依存しないでいられることなどを金持ちでいることの重要なメリットとしてあげている。
裕福であることの利点は高級ブランド品を持つことよりもむしろ経済的自立や安心感の方にあるのだ。
幸せな人々は自分の財力をはるかに下回る生活を送る傾向があると書いています。
お金持ちであるかのように振る舞うことでなくすもの。
億万長者のように振る舞う人もいる。億万長者になれる自分と信じて消費を派手にして時間とお金の両方を無駄にしている人がいる。この指摘は怖い指摘です。時間もお金も浪費するのですから
億万長者のパートナーについて
億万長者の92%は結婚していてそのうち90%は夫が主な稼ぎ手で結婚している人のうち少なくとも62%は離婚を経験していない。経済的にも家庭的にも「出入り」が激しい人生は幸福の度合いを下げる。億万長者の奥さんは夫以上に質素である。
金持ちになった人は成功の助けとなるような相手と結婚している。倹約している人は正当な理由のものには寄付をする。
金で人生は楽になるがよくはならない。支出を抑えるかぎは消費を待つことができるかどうかである。
本田健さんが考える「豊かさ」
お金の心配をしないで人生で「自由」にやりたいことをやれる状態が豊かさであるとしている。無駄な出費はキャッシュフローを悪化させ未来の自分自身かち自由も安心も安定も奪い食いつぶしている。
これから行動にどう落とし込んでいくか
毎日の買い物や行動を改めて本当に自分に必要な「消費」なのか「不必要な消費」なのか「将来や今への投資」なのかを見極めて行こうと思います。