この週末大学を卒業する娘の奨学金一括返済の手続きをしました。当初借りるときから返済は一括と決めていました。
卒業してからでなく在学中であれば、元本のみの返還ですむことがわかっていたので娘が高校3年生のころ奨学金の案内が来て申し込みをしたのだったと思います。
急激な経済環境の変化があったとしても安心なように確保している学費以外に月額3万円で申し込みをしました。4年間で1440000万円の借入となります。
自宅から通う予定だったのですが、大学の近所で暮らしたいという希望で9か月ほど賃貸住宅に住んでいたこともあって当初予定していた大学生活用の預金をオーバーしましたが予定通りに手続きをして、今月の末28日に144万振り落としとなり翌月「奨学金返済完了のお知らせ」が引き落とし日の翌月に送付されてくるという流れになっています。
返済のシミュレーションをみると月額返還額11293円で156回(13年)貸与終了後の返還総額(予定)で1761917円となっていて1440000円の元本に対して22.3%も利子部分となること改めて驚きでした。利子部分の321917円を156で割るとひと月平均2063.5円が利子部分なのです。もし無利子の奨学金なら月額9230.7円の月額返済でいいわけです。奨学金の返還に苦しむ学生が増えていると聞きましたがなるほどと感じました。
お金を預金してもほとんど増えることのないのに学業のために借りたものにも利子がかかるというのは大変だと改めて感じました。無利子の奨学金学生たちの将来に向けてそういう制度が増えていって欲しいと思います。