全寮制の高校に通う娘は月一回の帰省と春休み、夏休み、冬休みに帰省するのみで普段は実家にいません。
かなり不便な場所にあるので勉強は寮での19時から22時半までの自習と希望者のみ消灯の時間がすぎても自習がゆるされるという環境です。
この1学期はいろんな行事の実行委員などで授業をうけている自分に違和感を感じると本人がいうくらい行事の開催に時間をかけてきたようです。
当然といえば当然のことながら成績が振るわなくなってきました。
そうすると、本人に勉強への苦手意識が芽生えだし少し困っていました。
担任の先生も部活の全国大会が終わるまでは集中できないのでそこから言いますということでした。
夏休みが近づいたある日
「娘さんその後いかがですか?」とさりげなくショートメールが届きました。大手予備校の理数系の講師をしながら自分でも塾を経営、レストラン経営、バンド(ほとんどプロ)の方です。
この方は上の娘が中2だった時なので9年前に2,3回お世話になった先生でしたが1年前にお願いして長期休みの時のみ見ていただくというとても助かるサポートをしていただいています。
全国大会が終わって
4日間の大会がおわって帰宅した28日には、勉強どうしようと本人は困っていました。
先生のもとにいきました。
この1学期のことをかいつまんでご報告して29日15時からにしましょうか?とゆるっと連絡いただきました。
3時間近くたって帰宅の連絡があったので勉強に乗っているんだなとおもっていました。
帰宅するとこれまでの焦りの気持ちはどこへやら。
・勉強が楽しい。
・一緒に計画も立ててくれた。
・ほかの高校の子とも知り合いになった。
明るく帰宅して、夕飯後、大型書店に必要図書を買いにいくほど積極的でした。
感じたこと
・子育てというにはもう手が離れかけていますが、たくさんのよい大人にかかわってもらって、託せるということが母である私も本人も感じています。
・人から応援してもらえることの大切さ
・あたたかく見守ってくれることのうれしさ。
・高校と離れた環境での勉強へのチャレンジが気分転換になっている。
高校生活も中盤、充実した生活を送っていてああ青春だなあと感じます。
お読みくださりありがとうございました。