この夏の忘れられない思い出
この夏自分を信じる、自分に制限をかけない勇気をもらった経験がありました。
高校生たちの挑戦
ちょっと日が経ってしまいましたが9月1日の日にオンエアーされた「第37回全国高等学校生クイズ選手権」みて感動したことを書きます。今年で第37回ということは1981年に始まったのでしょうか?
1980年代友人がとてもこのクイズ番組を好きで当時出始めの録画のデッキを買って録画をしてクイズ問題を復習していました。
略して「高校生クイズ」と呼ばれているようです。
全国各都道府県からエントリーした高校生が2人組で日本国内の予選を勝ち抜き、アメリカ大陸を西から東へと縦断していくというクイズ番組です。クイズで勝ち進めば次の都市に進むことができ敗退したらそこの都市で日本に帰国するという決まりです。詳しくはこちら
大接戦だった優勝争い
最後のニューヨークでの戦いは三重の桜丘高校、東京の開成高校、同じく筑波大学附属高校の三つ巴でした。三重の桜ヶ丘高校が優勝したのですがどこの高校がずば抜けて引き離してというのでなく3者が抜きつ抜かれつという手に汗を握る戦いぶりでした。まさに気力、知力、体力の戦いです。
日本を飛び出した(日本国内戦を勝ち抜いた)各高校は名門や超名門と名の知れた高校ばかりでした。一校だけ異色だったのは三重県の桜丘高校でした。3年連続出場の男女のベアです。並み居る有名校の中で偏差値的に言って名前の知られていない高校でした。
この男女のベアは3年前は予選敗退、昨年はネバダで敗退して帰国だったそうです。3年連続して挑戦しての優勝は見事としか言えません。
見習うべきと思った点
日本中の優秀な高校生が集まるこのクイズ大会に臆することなく3年連続で挑んだこと以外にも気がついたことを書きます。
- 早朝、モーニングコールを各高校生の部屋にして至急にロビーに集合するようにと言われて各高校大慌てでロビーへ向かいます。桜ヶ丘高校は男女なので男子生徒が女子生徒の部屋に何度電話をしても起きない。結果大幅に遅れて到着します。インタビューで男子生徒が「電話しても起きないので察しました。」とだけ言っていました。ここで動揺することなく結果は勝ち進むことができました。
- また走ってゲームの問題を取りに行って答えてポイントを取っていくゲームでは明らかに桜丘高校がゆっくりと走っています。大丈夫かなと思ったら体力のない女子に男子がペースを合わせていたのでした。相手への思いやりに感動しました。
- 3ポイント先取したチームが勝ち抜くという場面で2点先制されてもなんども追い上げていました。集中力に感動。
- 自分を信じる気持ち。
- 粘ること。
- 相手を責めたりしないこと。
- 相手を思いやること。
学んだこと
7週間経っても感動は鮮明です。
心にリミッターをかけないこと。感動とともに勇気をもらいました。