日本人の2人のうち一人ががんになると言われる時代ですが自分が「がん」となったらめげずにおれるだろうかと考えて手に取りました。この本は帯のタイトルが秀逸です。「これを伝えるまでは死ねません。」「そうだ!料理で病気を治すんだ」とあります。ここまで主体的に取り組むことができるのだろうか?と思いながら読み進めます。
目次を読むと内容がほとんど分かってインデックスがわりのようでした。オススメの調味料はどこそこのなになにとありとてもわかりやすいです。
この本で気になった点は2つ
- 甘いもののもたらす弊害
- 野菜に付着した農薬
やはり砂糖が悪いのだということ甘いものを本当にやめたいと思っている私には刺さりました。
著者は野菜を洗うのに帆立貝のからでできたパウダーで洗うという記事でした。ホタテのからを1000度で焼いて粉にした成分は『焼成カルシウム」という白い粉とのこと。
野菜はなんとなく水洗いのみでしたが本当にこれだけでいいのかと気になっていたからです。まだ高校生で実家にいた頃農薬のことを聞いていたので水洗いのみで大丈夫なのかと思っていました。
著者によるとホタテの貝殻が持つ強力な殺菌作用(アルカリPh12)で野菜を殺菌作用しようというのです。
水1リットルに1gから2g入れて溶かしナスやトマトきゅうりなどを入れて20分くらい置くとワックスなどの添加物も溶け出して来るらしいです。
ホタテ、粉で検索して今取り寄せ中です。
砂糖や添加物を極力体に入れたくないと思い取り寄せています。
ガンが少なかった時代の日本の食に戻りたい
健康はそれ自体大きな幸せだし、何をするのにも必要なベースです。著者もガンのすくなかった時代の日本食が鍵だと書かれています。
体の中にあるガンを14年間暴れさせないで暮らして来た著者の経験はとても貴重で伝えてもらえてよかったと感じます。
昭和一桁生まれの両親はともにがんにならず、認知症も煩わずでした。著者の書いていることと通じること多いなと感じました。
甘い物を断つこと、野菜洗いを取り入れます。
お読みくださりありがとうございました。