心屋仁之助さん
心屋仁之助さんってよく書店で本を見かけていました。
基礎コ-スを終了したばかりの日本メンタルヘルス協会で学ばれていたことはかよいだしてから知りました。
とても読みやすく「光と影」のところで光が濃いほど影が濃いではじまり主人公の裕子が周囲との関係で孤立苦しんでいる様子が描かれていてそれは読んでいてつらいのですが本当にありがちな話で小説ならばそのことの原因を探すことはありませんがセラピストなのでこころを掘り下げていきます。
周囲の人のやることで気になること反応してしまうことはすべてにせもので本当のものは自分の心の中にある。
「問題としてとらえている」ことをいやだいやだとまわりに捨てている
自分の中から捨てたものが苦手な人で(パズルのピ-ス)そのピ-スをひろってはめこむことをイメ-ジするだけで本当の自分に戻っていきますとあります。。
そして最後にそうしたいやだとおもった自分の原点を探してそのころのじぶんにいいたいことを言って抱きしめて自分の中の問題を乗り越える。(自分を許す)
捨てたピ-スを拾わないと結婚相手として送られてくるということも書いてありました。
結婚相手は天敵だそうです。
悩みはじぶんがじぶんになるための宿題
とても抽象的な表現ですが苦手なものいやなものをなぜいやだと感じるようになったのかそれを知ってそういう自分を許せることで周囲に苦手な人との関係もちがったものになるというお話でした。
電車で行き帰りに読める分量の本です。
写真は昨日の思い出の一枚。夕暮れの日本銀行大阪支店。