「知っといてえや」という本の伝えたいこと
5月6日に届いたReジョブ大阪編集、下川眞一さん著の「知っといてえや」を今日読み終えました。
脳出血で高次脳機能障害になった下川眞一さんがてんかん発作を起こしてReジョブ理事の西村さんの病院に運ばれてきたことがこの本の出版のきっかけとなったことが書かれていました。
わたしの身の回りの高次脳機能障者
実は高次脳機能障害のことは10年くらい前に友人のお母さんが脳の病気をした後にお金の計算ができないので買い物を怖がって端数を渡せないので常に10000円札を出しているのだと聞いて知っていました。その後詳しい話を聞くことはありませんでしたができていたことができなくなることはどんなに心細いことかと思います。
症状が人によって全く違う。
下川さんは助詞が苦手なことと左側無視という症状があって脳が傷ついたことからとても疲れやすいということが書かれていました。
人によってまた脳のどの部位が機能が損なわれたのかによって障害が変わってくるということからきめ細かいリハビリが必要で工夫がいると思います。
リハビリが必要だけれど思うようにならない現実
下川さんが闘病する当初の目標が4人いる子どもさんのためにということからこの病気の社会に知ってもらうためにと目標が広がって生きました。リハビリが一定期間で切られてしまいせっかく苦労して回復させた機能が落ちて行く現実もわかりました。
こうした現実を知ってリハビリを受けたい人が安心してリハビリを受けられる社会になるよう選挙にもしっかりいかなくてはいけないと思います。
高次脳機能障害は交通事故や怪我でもなる可能性があることから誰でもなる可能性があると思います。
自衛としてできること
高次脳機能障害は交通事故や怪我でもなる可能性があることから誰でもなる可能性があると思います。自衛としてできることは血圧を管理しておくこと。睡眠をよくとる事、コレステロール値を管理しておくことかなと思います。こうした目に見えない障害があることを「知っといてえや」の著者の意図よく伝わりました。