カウンセラーのhiroetyです。「傾聴セミナー」参加してきました。相手との距離、聴き方学んできました。その1、その2につづいてその3です。
今日の内容は「母と幼児」に参加してもらい遊んでいるところをさりげなくサポートしていくという設定です。
私も経験がありますが、子どもが途中でぐずって泣き出しダダコネをはじめることが結構あります。
その時のサポーターとしてでなく親子に扮してのロールプレイング(役割を演じること)で行いました。
それぞれ2人一組で交代で母親とだだこね役の子どもと演じてそれぞれどう感じたかを発表し合います。
子どもはだだをこね、対する母親は無視する、押さえつける、話しを子どもの目線を合わせて聞くを20秒ごとくらいに変えていくというワークでした。
1分くらいだだをこねていくと不思議なことに子どもの時の気持ちに帰ってその時の感覚がよみがえります。
先ず感じたことは母親役に無視されると「不安な気持ち、突き放された気持ち」になりました。押さえつけられると「自分には価値はないのではないかという気持ちになりました。目線を合わせて聞いてもらうと話しの中身はさておき満たされた気持ちになることができました。
母親役を演じて感じたのは無視するのはやっていて自分も意固地な気持ちとなり辛くなりました。押さえつけようとすると乱暴な気持ちになり、傾聴しようとすると母親役をやっていても気分が落ち着くのです。
わずか20秒ずつくらいでもこんなにたくさんの気持ちになるのです。日々の中で落ち着いた気持ちでゆっくりと聞いていくことが親にとっても子どもにとっても幸せな気持ちになります。
とても忙しい子育て、親達に少しでも余裕を持ってもらうためにサポートすることの大切さを感じました。
お読みくださりありがとうございました。