カウンセラーのhiroetyです。先週火曜日28日「傾聴セミナー」の4回め参加してきました。
傾聴セミナーとは
市のゆいぴあという施設で活躍する「傾聴さん」というボランティアを養成する講座です。ゆいぴあに子どもをあそばせにつれてきている母親に寄り添って、悩みがあれば吐き出してもらおうというわけです。ピンクのエブロンがトレードマークです。
傾聴セミナーを受けているわけ
カウンセリングをする際の参考になることがあるはず、若い母親たちの話しを聞く機会をえたいと、このセミナーを受けています。「傾聴さん」になって若いお母さんの話しを聞くのはなかなかふだんないからです。
最初のワークは
子育て経験のある人は子育てで嬉しかったこと、嫌だったことを思い出してグループで公開する。子育て経験のない人は見聞きして嬉しかったこと、悲しかったことを同じように話し合う。6人ずつのグループの代表の人に発表してもらいました。
それぞれの30名ほどのお話はそれぞれで忘れていた昔の記憶がよみがえりました。
2つめのワーク
現役傾聴さんによるお母さんと傾聴さんの寸劇4パターン。離乳食を食べない悩みと、ゆいぴあに来て帰る時間になったものの帰宅をしぶりダダコネをする子に手こずるお母さん。というものでした。
4パターンをみてそれぞれ感じたことをグループで話し合い代表が発表するというワークでした。
2つめのワークで気がついたこと
ダダコネをする子どもを納得させて静かに機嫌良く帰るように「傾聴さん」が導いたとした時、一人の人が母親がショックを受ける、立場がないのではないかということを指摘していました。他のグループでも同じ意見が聞かれました。解決だけをすればいいというものではないということがわかりました。
また、離乳食の問題について専門のスタッフがいるのですが、相談者の母親の人に時間が今日あるかどうかをたずねたうえで、専門スタッフに相談されますかと確認をきちっととることとが評価されていて、細やかな心遣いが必要とされることを実感して2時間のセミナーを終了しました。
きづき
育児はスタッフでなく保護者(お父さん、お母さん)が主役、「傾聴さん」は黒子でいることをこころがけること。
お読みくださりありがとうございます。