10月16日阪急南千里駅前の千里ニュータウンプラザ・ラコルタで東日本大震災の経験から学ぶ防災講座が開催され参加してきました。
14時から16時までの開催での内容
14時から15時まで講師である小畑祥子さんの仙台での被災経験談を聞く
15時から20分ヨガ講師の吉見綾さんのエコノミー症候群にならないようにするためのストレッチ
15時20分から20分間防災グッズの紹介や吹田市としての非常食の備蓄のこと。
後の20分で各テーブルでもし大震災にあった時に何を持ち出したいかを付せんに書き出し模造紙に貼って掲示されました。
生の声
講師の小畑祥子さんは2011年3月11日に1歳8か月の女の子と2組のママ友たちとママ友の新築一戸建ての家で被災されたそうです。
3月12日が出産予定日のママのお宅だったそうです。
5分間横揺れが続きどのお子さんも全く泣かなかったとのことです。
何が起きているかわからず子どもを抱いてみんなで車に乗って車のテレビをつけて状況をみようとして健康な3人の大人がいても日本地図の太平洋側の海岸線が津波の危険を示す赤い線を認識できなかったと話してくれました。
揺れだすと車が横転しそうになるので何度も乗り降りしながら情報収集したそうです。5分くらい続いた横揺れは地震というよりこの世の終わりかと思ったようです。
被災地での情報収集の難しさ
結局はっきり状況がわかったのは翌日の朝刊の見出しでをみてのことだったと話してくれました。
子どもを守ろうとする母の顔は尊いなと感じました。防災グッズをちゃんと用意しようと思いました。
食料はやはり各家庭で備える必要を感じました
吹田市の非常食は52000食吹田のサッカースタジアムの座席の下に収納されているとのことです。52000というのは東南海の地震が起こった時に必要な量を52000食と見越しているようです。
行政として賞味期限がきた乾パンなどをおいしく調理できないか大阪ガスと研究したりしているそうです。
ワークで同じテーブルに主催者側として消防署の隊員のひとがいて経験上軍手の大切さを話されていました。手にけがなどをすると大切なものを持ち出せないからだそうです。
配布資料での緊急避難用持ち出し用品
あなたが持ち出したいと思うものを書くワークについて
家族の写真、常備薬、トランプ、位牌など様々。同じテーブルの若いお母さんの人は子どものエコー写真ほか子どもさんのものばかりあげていらしてグッときました。
もしもの時しっかり家族や大切な人を守りたい気持ちに感動しました。
お読みくださりありがとうございます。