10月30日19時から三ノ宮で草食投資隊の結成5周年記念セミナーが行われ参加してきました。
草食隊がなんなのかも知らず知っているのはひふみ投信の藤野秀人さんが参加されているということだけでした。
1時間45分のセミナーのうち最初の17分が藤野さんによる草食隊が結成されたいきさつ、これまでのエピソード石の上にも5年と初期のころ草食隊3名スタッフ1名に対して和歌山でのセミナーに3名しか参加者が来なかった話など楽しくききました。
現在閑散としてきているという兜町を変えていこうという活動や、大学の学術論文に「草食隊」の名前が出るなど認知度も上がってきて石の上にも5年と話していらっしゃいました。
草食支援隊はコモンズ投信株式会社の最高経営責任者の渋澤健さん、セゾン投信代表取締役社長中野晴啓さん、ひふみ投信レオスキャピタルワークスの最高運用責任者藤野秀人さんとで長期投資を日本に根付かせていこうよと手弁当でにほんのあちこち120回回られたようです。
藤野さんからは日本の総資産1600兆のうち890兆が預金でほとんど利子を生まず眠っているそれを3%で回すだけでも約27兆、日本の税収の40兆に比べても7割近くにせまるというお話。
渋澤さんからは複利の威力のお話をとドルコスト平均法での積み立ての長期で積み立てることの有用性を聞きました。
なんと100万円を30%で30年間投資すると26億円になるとのお話もされていました。
ちなみにウォーレンバッフェットさんは、ずっと20数パーセントでずっと実績を上げていらっしゃるとのこと。
中野さんからは身の丈に合った必要なだけを投資で得て余った分は社会に還元しましょうよというお話とともにお金を育てるということについて、子育てと一緒だということを聞きました。子育てと同じで長いスパンで考えないといけないということをおっしゃっていました。
基準価格などにとらわれず、価値のあるものに投資をするということをウォーレンバッフェットの師匠であるベンジャミン・グレアムの教えを例に挙げて話されました。
草食系は穏やかなんだけれどもぞうやきりんのように大きくなるのだという話もありなるほどド思わされました。
また理解も浅いのだけれど国債の残高約800兆あるものを消費税を財源に償還することかお金をすることで国債の残高の価値を下げてしまおうとするやり方もあってそちらに移行しつつある。
日本のお金の価値が下がる、私たちの金融資産が下がってきていることでこれは気づくべきだといわれ驚きました。
最後のご挨拶で扉の所で見送りのご挨拶に立たれていた中野さんに思わずもう一度質問してしまいました。
たくさんの学びがありました。