夢というのは自分でコントロールできず再現性ももたないことから、無意識からのものであるとわかります。
人間の表に現れている意識は氷山の一角で膨大な量の無意識は経験や記憶が潜在意識として脳の奥深くに蓄積されているとのことです。
表に現れ言語に表されているものはほんの5%で95%が無意識といわれています。膨大な量の無意識との関係を整理したいとおもいます。
夢についてかんがえてみたことがありますか?これまでほとんどありませんでした。
夢というのは一時間半ほどの周期で繰り返すレム睡眠、ノンレム睡眠のレム睡眠のときにみるそうです。
レム睡眠というのは急速眼球運動をともなう比較的浅い眠りのことを言います。
ほぼ平均6時間睡眠の私は一晩に4回はレム睡眠が訪れ4回ほど夢を見ているはずなのですがほとんど覚えていません。
またみたとしてもあっという間に涙が顔から蒸発するのが早いように消えていってしまいます。
記憶に残したはずのみたばかりの夢も書き留めたり人に話したりしないことにはするっと記憶からめけてしまいます。
本当に不思議な存在です。
人生75年として約3分の1の25年が睡眠時間、そのうち4分の1の10年が夢をみている時間であることから、夢の役割を軽視するわけにはいかないと考えられます。
ウィキペディアによると夢分析は深層心理学において無意識の動きを意識的に把握する方法でありジークムント・フロイトの創始した精神分析学における夢分析とカール・グスタフ・ユングの分析心理学では、夢分析の意味も解釈の方法論も全く異なっている。
精神分析学派のフロイトは抑圧されていた自己の願望を幻想的に充足する精神の機能であるとしている。
分析心理学(ユング派)での夢の解釈は無意識、特に集合的無意識、特に集合的無意識あるいは原型から意識に向けてのメッセージであり無意識からのメッセージであって自己実現に向かうための方法であるとされている。
夢分析については無意識からの影響の強さにクライアント自身の自我が耐え切れずクライアントの精神的健康を大きく損なう可能性があるとしてユング派分析家の資格を持った者が実施するものであるということです。
ユング派によれば、夢が自己実現に向かうためのものであるということにとても驚き、人生のうち10年間も見る夢を有効に活かしたいと考えたわけです。
何度も何度も同じ夢を見る場合無意識からの悲鳴にも近いものがあるそうです。
思い出したのは
子どものころ何度もこっそり車の運転をする夢をみていたことです。
これは、自分のことは自分で決めたい自分でハンドルを握りたいという自分の心の中の叫びだったのだなあと思いました。
写真は昨晩から今朝に睡眠サイクルです。何度か浅い眠りがあって夢を見ているはずなのにおぼえていません。
暗示をかけることによって夢も忘れずにいることができるようになるようです。