1月8日午前10時から12時まで地域保育スタッフの育成講座の第一回をうけてきました。
講師は大阪大谷大学教育学部教授の桜井智恵子さんでした。
「安心な保育のために〜いじめない・いじめられない保育」がタイトルでした。
桜井さんは川西市の子どもの人権オンブズパーソン、大津のこどもをいじめから守る委員を経て門真市教育委員をされていらっしゃるかたです。
前日東京で議員さんや官僚の方と遅くまで話していたのでと眠い様子でしたがお話が始まるとしごとへの思いで一気に興味深いお話いただきました。
議員さんと話していたのは国会で審議する予定の法案で正直内容に驚きました。
保護者などが声をあげれば反映されるとのことです。
かつてないくらい子育てが難しくなっているとの指摘がありましたが、これまでの核家族化で母子が向き合う孤独な育児がかつて指摘されていましたが2000年の規制緩和で貧困層の増大、一人親家庭の増加でゆったりとした育児とは逆の方向へ行っていると確かにおもいます。
多様性を排除する社会の弊害を話されていました。
大阪の堀江で幼い子が2人マンションの1室で亡くなった事件でショックを受けた地元は声を掛け合って不審者も声をかけあえば知り合いとなっていき結びつきが強い地元となったとのことです。
どのような社会にしていくか問われていると思います。