今日の読書、上野千鶴子著「在宅ひとり死のススメ」この本は数日前「徹子の部屋」に上野さんが出ていて在宅で一人で臨終を迎えることが可能になったということを話されていました。そこで取り寄せてみました。
やはり、この問題にはみな興味があるためか今年の1月に出版で5月10日に6刷になっています。
「おひとりさまの老後」シリーズ最新作で累計125万部突破とあります。
介護保険のことは2000年の4月から毎月徴収されているものだという認識だけでした。2004年くらいに実家のトイレとお風呂に手すりがついたりしたことから実際に使えるんだと実感しました。
わたしの両親も2005年から2010年の間に2人で利用しました。時が流れ自分も将来どんな風に年を取っていったらいいのかと考えるようになりました。社会学者でありますが、「おひとりさま」でもある上野先生の自分が亡くなるときがどんな風でどんなふうであってほしいかを書かれています。「在宅ひとり死」が希望だと書かれています。
2007年の「おひとりさまの老後」出版されましたが、その時点で、在宅で一人でなくなることのサポートはできないといわれたと書かれています。それから年後14年後在宅で最期をむかえることは「ご家族さえ了解があれば今ではできます。」とのこと。制度が導入されて20年を超えて現場もノウハウを積んでいくことができたと書かれています。単身者世帯が増えていて独居老人をみる世間の目にも変化があるといいます。また、老後は「おひとりさま」の幸福度が一番高いのだそうです。
実際の看取りにいくらかかるのかも書かれています。
実際にその場では計画どおりに行くものではないだろうけれど知っておくことは大切と感じます。
この本で医療と介護と看取りについて書かれています。あまりふだん人に聞いたりする話題でないからこそ自分で考えておくこと必要だと感じます。