先週18日、月曜日友人が4名でNPOを立ち上げるというので「キックオフパーティー」に参加してきました。
NPOの立ち上げ
言語聴覚士、国語の教師、製薬会社の元MR、鍼灸師の4人でクラウドファンドを募集しての立ち上げ
です。財団でなくNPOとしての立ち上げに決めた理由も聞きました。「脳損傷の患者さんの就労支援をサポートする。」ためのNPO法人です。
立ち上げの理由
立ち上げのきっかけは言語聴覚士のメンバーが脳神経外科の現場で患者さんのリハビリにずっと取り組んでこられる中で感じたことでした。
日常的に脳疾患で障害をおった方達のリハビリに携わっています。最近の傾向として子育てを終えた高齢者でなく働き盛りの年代の人の脳疾患で障害を抱えてしまうというケースが増えているそうなのです。
一命をとりとめてからの大変さ
命を取り留めたものの高次機能障害という理解されにくい障害を抱えている人や復職などできなかったり職業の選択ができなかったりする人がいます。命は助かっても就労の問題やら不自由な日常生活という現実がのしかかってくるのです。そうなった時の働き盛りの人を支える仕組みがありません。社会の中での認知度も低いのです。
継続的な支援が必要
こうした問題を抱える人たちをどのように支えていくのか現場で携わっている立場として使命を感じてこうしたNPOの立ち上げとなったという経緯の説明がありました。
決して他人事でない
自分がもし脳出血や脳梗塞などを起こして麻痺が残ったとしてどんな支援だ欲しいでしょうか?そんな状態になったらどうしょうと思い悩みながら生活するのでなく万が一障害を負ってしまっても再出発のチャンスがあると思えればどんなに心が安定するでしょう。
継続的な支援ができるようこのNPOを応援して行きたいと思います。
NPOを立ち上げたくるみ亭を主催する友人のキックオフに当たってのブログです。