最近よく聞く「うつ抜け」という読みやすい本が流行っていることを知っていました。書店でその「うつ抜け」の作者が帯を書いている本を見つけました。「自分のうつを治した精神科医の方法」宮島賢也著です。今アマゾンでみてもベストセラーになっています。とても読みやすく内容もとても分かり易かったです。
どうやら「うつ抜け」を書いた作者田中圭一さんがこの本を読んで「うつ抜け」のきっかけとなったようなのです。
選択理論心理学の学び
「自分のうつを治した精神科医の方法」の著書の宮島賢也さんもうつを患った経験がありその経験から。抗うつ剤を使わないでの治療「メンタルセラピー」を行なっているそうです。アドバイスを与えるのでなく気づきを与えるセラピーを行なっているとあります。薬を使わない治療と聞いて「選択理論心理学を思い出しました。巻末の参考文献を見ると選択理論心理学の本が確かに書かれています。
「警告」ウイリアム・グラッサー
「幸せな結婚のための8つのレッスン」ウイリアム・グラッサー
「人生が変わる魔法の言葉」ウイリアム・グラッサー
宮島賢也さん自身がうつから立ち直るきっかけとなった本は意外なことにジェームス・スキナーの「成功の9ステッブ」だと書かれていました。この本の第2部に「超健康になる」というのがあって医者は健康について何も知らないとあって宮島さんがはっとされうつ病に対する投薬治療に疑問を持つきっかけとなったようなのです。
うつから回復するには
医者の症状を抑える(対症療法)には詳しくても健康については専門家ではないと精神科医の宮島さん自身が気がついたと書いています。どのようにすればうつ病から回復するのかについては
・まずはいまの自分を受け入れること。
・完璧を目指さない。自分を楽にする考え方をする。
・ネガティブな言葉を使わない。
・肯定的な自己暗示を行う。
病気は大切なカラダからのメッセージ
宮島さんが院長を務める湯島清水坂クリニックでのリュウマチや癌患者の診察経験からうつも癌もリュウマチも根っこではおんなじで自分を責める気持ちから来ているようなのです。
これは経験上思い当たります。
大切なカラダからの声をしっかり受け取って病気はカラダからのメッセージと感じられたら改善して行くそうです。
辛い病気も大切なメッセージなのですね。お読みくださりありがとうございます。