来年度の男女共同参画センターのボランティアスタッフとして活動させていただくために参加することが必須な講座のうちの一つの講座参加してきました。
「活性化する会議の秘密」成果のでるコミュニケーション全二回のうち二回目の「意見の違い」を活かすという回です。
講師はコミュニケーションサポーター横山由紀子さんです。
同じ話を同じ部屋で聞いていても
ないようであるのが思い込みです。たとえば「大きなチョコレートをイメージしてください」といっても誰一人寸分違わない大きさのチョコレートを頭の中で思い描く人はいないとおもいます。このことからもわかるように同じ話を聞いていても認識がずれていってしまう。そういうことを知った上でのコミュニケーションが必要であるということからセミナーは始まりました。
意見の対立への対処
意見が対立した場合の対処として回避、押しつけ、服従、妥協、Win-Winという方法がありそれぞれの方法に長所、短所がありそれぞれを講師から聞くのでなくグループで話し合いをして発表をしました。受け身で聞くことより遥かに印象に残りましたし、「妥協」の長所短所を発表のグループは短所て不合理な場面では許されないという発表があってさすがと感じました。私たちのグループは「Win-Win」の長所、短所の発表を割り振られました。6名で話し合いをしましたが苦戦しました。一番難易度の高い方法であり、意見の対立について相手も話し合いに応じてくれなければWin-Winとなる案を作り出すことはできません。講師の先生が言うのには男性は意見が対立した時は勝ちたい、女性は負けたくないと感じるそうです。
対立だけで終わらせないためにどうすればいいのか
先ず相手の意見をじっくりと聴く。「こういうことなのですね」というふうにポイントを確認しながら軽重して相手の信頼を得る。わからないところは質問し相手が何を求めているのかということをキャッチして相手の実現したいと思っていることをひきだす。そして相手が聴いてくれる準備ができたと感じたら実は私はこう思うのだけれどと相手との共通項を用意したりして提案する。意見が対立した場合どちらかの意見を通すのでなく相手と自分とで作り上げた全く新しい案となることも双方が問題解決に前向きになるのであればWin-Winとなり相手も自己も尊重されるといういい結果となる。
Win-Winの長所と短所
赤くマークしたところのうちWin-Winをみると書いてある通りWin-Winの長所はお互いに満足してより深く理解され、より良い解決が必要なとき、お互いの理解が必要な時とあります。短所及び不適切な時として時間がかかる技術が必要であること。不適切な時として時間がないとき相手が話し合う気がない時をあげています。
相手が話し合いに応じないときにはどうすればいいのでしょうか?
相手をかえることはできない。自分と未来を変えるしかないと受け入れる。じぶんにできることはあくまでも理性のコミュニケーションを貫くこと等をあげておられました。こうした場面に遭遇したことがあるものとしてやはりこの対応しかなかったのだと改めて確認した今日のセミナーでした。
読んでくださりありがとうございます。