あなたには座右の銘がありますか?。
最近、あるグループで座右の銘は?と聞かれることがあるのだけれどあえて特にないなあと思っていました。こだわる必要もないのかなと思っていたのです。
あえて選ぶとして考えてみると。
ここ数年思ったのは、ものごとがいいことなのか、悪いことなのかは簡単には判断はできない。最悪だと思うことがらから、宝物が生まれることもある。
最悪だと思っている日々でも宝物が生まれる日に続く必要な一日であるということなのである。
もし何もかも順調なら
いつもおいしいごはん、快適な環境。問題のない人間関係の中でいるとしたら、順調な毎日を当たり前と思い、当たり前の毎日に感謝をしないということになるのだと思います。順調なことばかり続く中ではつい慢心になると思います。
不遇な時があるからこそ、順調な時のありがたみがわかる。不調な時こそ、そこからの学びも多く人生の糧となるし乗り越えた時の自信は自分の財産です。
順境も逆境も互いに絡み合っているとしたら
一度の人生「今この時を味わいましょう」というふうに思います。
その時々自分で考えて選択していくということでもあります。
もし座右の銘をあげるとしたら「人生万事塞翁が馬、今このとき」にします。
最近身近であった塞翁が馬
高校生の娘が春の文化祭の実行委員の活動に追われ疲れて勉強の遅れも気になるものの、体力回復のために早く寝ました。翌日、勉強に集中できて喜んでいました。その時間に大事な部活でのドラマのオーディションが行われていましたが、すっかり忘れていてすっ飛ばしてしまいました。
彼女は今年もドラマ参加を狙っていたので激しく悔やんで自己嫌悪したのですが、校内の掃除などをして気分の転換を図りました。
そして後日、文化祭は大成功。翌日の県大会では朗読部門で奨励賞を受賞という本人にとって、一番うれしい受賞であったようです。昨年はチームで優勝できたのですが、今年は個人での受賞というのが格別だったと話してくれました。
文化祭と県大会2日続く緊張感に車で送ってもらうほどつかれたようですが、来年への闘志を燃やしていました。
オーディションを忘れたことにとらわれていたらこの喜びはなかったでしょう!
彼女にとって「いまここ!」を味わっている素晴らしい経験をそばでみることができ、大きな勇気を受け取りました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。