選択理論は2011年の12月に始めて縁があってであいました。
選択理論はこちらです。
www.choicetheory.jp
リアリティーセラピーというのは選択理論に則ったカウンセリングなのですがそれのロールプレイングをの勉強会に参加してきました。
ロールプレイングとは事例に基づいてのカウンセラーとクライアントとのやり取りを練習することです。
2つの事例についてロールプレイングをしてきて、細かいテクニックはさておき自分自身の今悩んでいることへのヒントが導きだされた瞬間があって興奮しました。
事例の内容は仕事にやりがいはあるがパワハラの上司に悩む40代未婚の女性の話でした。
やりがいがあるので会社はやめたくないという前提があって上司とどうやって折り合っていくかという展開になります。
パワハラの人は力の欲求が強く、コントロールできるものをコントロールして自分の欲求(会社員を続けたい)を満たす訳です。
「上司をころがして得たいものを得る」
パワハラの人はそれこそたくさんいるのですが
まず会社を辞めるのかどうかの選択を問う→やめたくない
ではクライアント自身がかえていけることを問う
最近のパワハラを感じた事例などをきき、具体的に今後どう備えていくのか
気持ちをどう持っていくのか問う
気持ちをそちらへ持っていくための相談などに話が展開することがあるかもしれません。
今回膝を打ったのがともすれば自分の自尊心も打ち砕かれるパワハラに対する自分の立ち位置をことばで表現されたことです。
人間は自分のやっていることに意味を見いだせないと気持ちが続きません。
パワハラに悩まない人というのはかえって少ないのが現状だろうなと思いますが、自分の得たい物がなんなのか問うていくのが悩み解決のヒントになると思います。
参加してよかった。先生お世話になりました。