佐藤初女さんのご本の表紙からとても静かな決意の様なものを感じていました。
実際にどのようなことをされていらっしゃるのかよく知らないまま縁あって参加させてもらって一晩立っても感動が続いています。
受け付けをすませて、初女さんの「いのちをいただく」と題した直筆の詩をかいた物をいただきとてもいい場に来たことを感じました。
本にするサインに「すべては母のこころで」の母の文字を何度も練習していました。とても魅力的な字でした。
「あなたは10年若ければもっといい仕事ができたのにね」と人にいわれて「同じ日を重ねるのはいやで昨日より前進していたい、今できることに力を注ぐ」といっていたのがとても心にささりました。
94歳の初女さんは小さいころ食についておばあさんからいろいろ聞いたとのこと、山菜やらたくさんの食養生の知恵を自然と学んでこられたのだと感じました。
会場で小学生を連れてきたお母さんが「この子達に何を伝えればいいですか?」の問に「綺麗に食べる」ということを伝えてくださいということをいわれていました。
初女さんはイスキアにこられた方が食べる姿でその人の心が動いたかどうかを知るとお話していました。
自殺を思いとどまった人もいるというおにぎりの梅干ですが、梅干の天日ぼしに驚くくらい丁寧に神経を使ってつくっている姿は家事にこんなに時間をかけているのはいいのかといった普段の悩みがふきとばされました。
命という意味を考えました。
初女さんはとてもおしゃれにされていてユーモアも交えそして今回堺の包丁を買いにも行かれたとのこと(笑)
青森からの遠いところをきていただいて本当に感謝です
初女さんの本を読みたいと思います。