昨日は水曜日女性に映画鑑賞の特典があるので、検索していると朝9時から「種まく旅人 くにうみの郷」という作品を知って淡路島が舞台、第一次産業の現場の話とあって行ってみました。
梅雨入りのお天気、朝一番ということもあってかステーションシネマ4番スクリーンなので結構な人数が入る部屋なのに私を入れて6名という入場者!
上映時間ギリギリに入る私とほぼ同時に淡路から見に来たんだろうかという感じのおじさんが「おおここから入るんか?」というようなことを言いながら入っていくのを見るのも楽しい。
篠原哲雄監督という人の作品は初めて見るのだけれど、淡路島のいいところを余すところなく伝えてくれていて、ほかの作品も見てみようかなと思いました。
海彦山彦を思わせる兄弟の葛藤があって弟役の三浦貴大さんの声がお父さんの三浦友和さんソックリでとても懐かしく子ども時代にタイムスリップしました。
海と山を育てるために「かいほり」というプロジェクトを呼びかけ団結して行われるのですが、そのシーンにかなり時間をさいていて製作者の骨太な意欲を感じました。
淡路島で18年間育まれたものとして、改めて地元に恩返しをしたいなと思いました。
出演者の人たちの気持ちの交流も丁寧に描かれていました。
人形浄瑠璃も要所で効果的に紹介されていました。