日中の気温が24度もあった今日。師走というのにまるで10月のような陽気でした。
放送大学の面接授業というスクーリングに行ってきました。今日4日と5日の2日間で心理学実験2という科目を受講します。心理学実験1,3社会心理学とスクーリングも今学期4コマ目で終盤に近づいてきました。
今年の春から学び出してなんとなく心理学というものの考え方を掴みかけていると感じます。脳の神経細胞が少しずつ繋がって行く感じです。
心理学はサイエンスであって仮説を立てて客観性、再現性を実験で証明していく学問であるということがなんども強調されています。証明していくためのどんな実験をしていくのかということがとても面白いし感動します。
今日は欲求水準の実験とメンタルローテーションという2つの実験をしました。欲求水準では自分の物事に取り組むときの考え方や自分への欲求の水準(目標達成への)とメンタルローテーションでは問題の難易度で反応時間が正の相関で再現性を確認できました。
自分の欲求水準の高さはちょっと驚きました。
どんな問題かというとトランプのカードをPCでひき引いたカードをハート、ダイヤ、スペード、クラブとそれぞれの箱にマウスで移すだけという作業をします。予測時間を記録しておいて実績を記録して次回のタイムと満足度を記録していきます。
誤ったところにカードを持っていくと2秒加算のべナルティがあります。目標差と達成差を求めます。
目標差は前回の作業時間ー予想時間 作業時間から次の要求水準がどうたてられたかをみるのですが予想時間を短く立てすぎ自分の欲求水準の高さが際立っていることがわかりました。
これは簡単な実験であったためで鏡映描写という心理学実験でのタイムと同じくらいタイムの変化があるものと勘違いしたというのもあります。でも自分が欲求水準高めであることが発見できて興味深かったです。
平凡なタイムしか出なかったら次回の予想をそれなりにする人もいるということがわかりました。当たり前だけど。単純作業なので途中で飽きてしまっておざなりになって目標も満足度も適当になってしまいました。また周囲の状況で集中力も途切れたりちょっと焦りグセがあることもわかりました。性格がわかって興味深かったです。
欲求水準が自分自身に高いということは家族にも高いのだろうなあと改めて思いました。